適職探し情報日記

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アパート経営2


私も両親に言われて、一応、アパートのほうへも顔を出したんですが、確かに、ドアを開けると人が暮らしていた形跡がはっきりとあるわけで(当たり前なんですが)、全く見知らぬ方なのに、変に感じるものもあって……。

少しは両親も片付けようと考えたのか、段ボールとかに食器とか、本とかは捨てるために整理はしていたんですが、例えば洗面台とか脱衣所にあるのは、まだ洗濯が終わってない洋服だし、冷蔵庫あければ普通にハムとかジャムとか入ってるし……。


テレビとかの台の引き出しをあけると、DVDなんかがあるわけですが、DVDのタイトルとか見ちゃうと、妙に生前のその方の趣味というか、こういうのが好きだったんだ……みたいにどうしても考えちゃったりして。

とてもとても、手がつけられなかったんです。

結局、アパートの掃除を頼んでいる会社を通して、遺品整理の会社に頼みましたけどね。
そういう会社があることさえ、知りませんでした。
それはそうですよね、遺品整理なんて通常、あんまり考えないものだし。

 

はじめてのアパート経営1年生 損する欲張り大家さん、得するのんびり大家さん (アスカビジネス)

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私は、後で自宅に戻ってから、ちょっと考えちゃいましたよ。
これが実際に、自分の身内だったらどうだろうか、と。

両親は身内ならいいんだが、と口にしていましたが、あるいは、身内のほうが遺品の整理や片付けというのは大変なんじゃないかな、とも、思うんです。
うちも両親は高齢化してますし、あんまり考えたくもありませんが、いずれは私たち兄妹で両親を見送ることにもなるのでしょう。

後に残る、生前の人の匂いが染み付いた遺品の数々……。
あれを自分の手で片付けるとなったら、と想像すると、ちょっと、困惑しますね。
ある程度はできるでしょうし、やるべきだとも思うけど、最終的にはそういう会社を頼むようにするのが、一番いいのではないかと思いました。

亡くなった人も、残された人が苦労したり、困惑しているのよりも、早くすっきりさせてほしいと思っているのではないかな、と、ちょっと、思った出来事でした。