適職探し情報日記

今は働く側が仕事を選べる時代!自分にぴったりの仕事と出会える様情報を発信していきます。

アパートの孤独死

両親から相続した都外のアパートは、正直、あまり余裕のない暮らしをしていたわが家としては、ありがたいものでした。
単身者用のものですから、私たち夫婦と子どもがくらせるようなものではなかったのですが、たとえ郊外とはいえ、一定の家賃収入が見込めるわけで、相続税とかいろんな問題をクリアしたうえで、夫とも「ありがたいね」と話していました。

もっとも賃貸経営など、したことのない私たち夫婦ですから、そのまま地元の不動産会社に細々したことは頼んで、「大家」とはいっても特別、何かしていたわけではありません。

 

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単身者用ですが、割合と家賃が安かったのと、それと両親自身が高齢だったこともあって、なかなかアパートなどを借りにくい、高齢の方たちをお気の毒に思っていたようで(高齢の一人暮らしはなかなか家が借りれないようです)、70代の一人暮らしのおうちが何軒が入っていらっしゃいます。

とはいえ、家賃が遅れたことなどもなく、逆に若者と違って節度もありますから、騒音とか近隣トラブルとかもなくて、よくアパート経営をすると耳にする、賃貸人とのトラブルに悩まされることもなかったんです。

それが急に不動産会社から連絡があって、そのうちのお一人が珍しく家賃を滞納し、まぁそれも、うちも家賃収入はあくまで夫の稼ぎのプラスαだったんで、あまり気に留めてなくて、まぁ、そういうこともあるだろう、不動産会社から連絡をしてもらって事情があるならあまりうるさく言わなくても、ぐらいに思っていたんです。


ところが、不動産会社から、「電話が全然通じない、仕方ないのでアパートまで行ってみたがドアを叩いても反応がない」とまた、2週間後ぐらいに電話がうちにありました。